阿佐谷幼稚園の歴史

創立者の願い

阿佐谷幼稚園は、1925(大正14)年、高崎能樹(よしき)牧師によって設立されました。
高崎牧師は、独創的な保育教材の創案や日本最初の保育雑誌を刊行するなど、日本における幼児教育の先駆者のひとりです。その教育の中心は、キリスト教信仰に基づいた真の人間教育にありました。
そのため、幼稚園の卒園生のための日曜学校(教会学校)に力を入れ、教育は母親からとの理念から「母の学校」を開きました。「母の学校」は今、母親だけでなく父親や家族に開かれた「むくろじ学校」として続いています。

創立当時の阿佐ヶ谷

1925年10月、高崎能樹牧師が阿佐谷幼稚園と日曜学校を開設しました。園児は26名。当時の阿佐ヶ谷は武蔵野の面影をとどめ、今の河北総合病院から「けやき公園」や「阿佐谷地域区民センター」がある場所一帯は水田、杉森中のあたりは杉林(ラッパの森)、馬橋公園、馬橋小、NTTの一帯はすすきの原でした。

阿佐谷幼稚園のあゆみ
1926年10月 東京都認可
1935年10月 2代目の園舎、新築される(2011年まで使用)
1936年 4月 「母の学校」開始
1944年 4月 戦時下、阿佐ヶ谷戦時託児所となる
1945年 9月 阿佐ヶ谷幼稚園に戻る
1950年10月 創立25周年記念会
1954年 3月 創立者高崎能樹牧師の個人立園から、阿佐谷東教会付属幼稚園となり現在に至る。園長は引き続き高崎能樹牧師が務める(その後代々の阿佐谷東教会牧師が園長を務めています)
1955年10月 創立30周年記念会
1965年 3月 住居表示実施に伴い、阿佐谷幼稚園(ヶを除く)と表記する
1965年10月 創立40周年記念会
1996年 夏 園舎大規模補修工事
2004年 4月 坂下道朗牧師が園長に就任
2005年10月 創立80周年を迎える。記念式典を挙行
2006年 4月 創立80周年記念行事の最後を飾る「倉本聰講演会」を開催
2008年 7月 園舎耐震補強工事実施
2011年 9月 礼拝堂園舎新築工事着工(保育は仮園舎にて)
2012年 9月 新築礼拝堂園舎使用開始
2013年 3月 園庭整備実施
2015年10月 創立90周年を迎える。記念式開催
2017年 4月 子ども子育て支援法に基づく「特定教育・保育施設」(施設型給付を受ける幼稚園)として運営開始
2021年 4月 「母の学校」を「むくろじ学校」に改称し、母親のみならず、父親や家族に開かれた学びの機会とする
2025年10月 創立100周年を迎える

親のイメージ

 

作詞 阿佐谷幼稚園園児
作曲 飯田和子

 1.

朝から笑顔で さわやか あいさつ
おはよう おはよう おはよう
ひまわり太陽 まんまる笑顔 ハレルヤ
神さまよろこぶ にっこり笑顔
みんななかよし あさがやようちえん

 2.

アッハハハ プンプンプンプン なきべそかいても
おはよう おはよう おはよう
やさしい心で 手をとり ごあいさつ ハレルヤ
神さまうれしい ありがとう
みんなで遊ぼう あさがやようちえん

 3.

どろんこ 木のぼり かくれんぼ 大好き
おはよう おはよう おはよう
ころんで泣いても ケンカで怒っても ハレルヤ
神さま 守ってくださる
みんな大好き あさがやようちえん

 

作曲者の飯田和子先生は阿佐谷東教会の会員で、
30年にわたって幼稚園の
音楽遊びを担当してくださった方です。

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